インド新幹線 日本モデルを2023年に完成へ

インド新幹線 日本モデルを2023年に完成へ

日本とインド両政府が、日本の新幹線方式採用によるインド高速鉄道計画について、2018年に着工し、2023年に完成させることで合意する見通しとなった。11月11日に東京で行われる首脳会談で確認する。日本が進める「パッケージ型インフラ輸出」の新幹線分野の目玉案件で、今回具体的な工期が初めて決まる。政府関係者が明らかにした。
18年に着工するのはインド西部のムンバイ-アーメダバード間(約500㌔㍍)。建設だけでなく、運営ノウハウなども包括的に提供するパッケージ型として、運行技術者などの確保に向けて、インドの国有鉄道職員ら約4,000人を現地や日本で育成する。総事業費約1兆8,000億円を低利の円借款で供与することも正式に決める見通し。