プライメタルズ ベトナムの棒鋼圧延機改良工事受注
プライメタルズ・テクノロジーズは、ベトナムのビナ・キョウエイ・スチール社(以下、VKS)から同国バリアブンタウ省の同社工場向けに、既存棒鋼圧延機のピンチロールとレイングヘッドの改良工事を受注した。試運転は2017年初めまでに終了する予定。
今回の改良工事では、棒鋼製品の品質とミル稼働率の向上を目指し、同社SRシリーズのレイング用パイプを導入することで、レイングヘッドの耐久性が向上しレイングパターンを改良する。また、電気制御パッケージの投入により、新型機器を統合する。
VKSは1994年に、日本の共英製鋼との合弁会社として設立された。ベトナム南部のホーチミン市郊外に拠点工場を置き、年間生産能力は約100万㌧。