朴槿恵韓国大統領が退陣表明 国会の決定に委ねる

朴槿恵韓国大統領が退陣表明 国会の決定に委ねる

韓国の朴槿恵(パク・クネ)大統領が11月29日、3回目の談話を発表し、任期短縮を含めた進退問題を国会の決定に委ねると表明、事実上退陣宣言した。談話では「国政の混乱を最小化するために国会が決めたすべてのことに従う」「私はいまや、すべてを諦めた。一日も早く韓国が混乱から抜け出して、本来の軌道に戻ることを望む気持ちだけだ」などと語った。
これを受け、大統領が退陣しない状況を前提に進行していた弾劾に向けた議論は、与党と二つの野党が原点に戻り議論する。