新日鉄住金 鋼矢板普及へインドネシア語で指針

新日鉄住金 鋼矢板普及へインドネシア語で指針

新日鉄住金はインドネシアでの鋼矢板普及を目的に、同国のバンドン工科大学(西ジャワ州バンドン市)とともに、鋼矢板の設計・加工法をに関するインドネシア語のガイドラインを発刊した。ガイドラインは非売品。鋼矢板の設計に携わるコンサルティング会社や大学への配布、建設・土木関連の学会や協会が主催するセミナーなどでの配布により、周知のため広く使ってもらう予定。
同国で進められているインフラ整備が、賃金上昇などによる建設コスト増大の克服が課題となっている現状を踏まえ、コンクリート構造に比べ工期短縮などによるコスト削減が可能な鋼構造に対する需要の拡大を促すのが狙い。
今後も現地の大学などと連携を深め、現地のエンジニアなどの鋼構造の設計・施工に関する認知度を向上させることにより、インドネシアのインフラ整備に貢献していく。