中国・東風ホンダ第三工場建設 年産60万台体制へ
ホンダの中国における四輪車生産販売合弁会社、東風本田汽車有限公司(本社:中国・武漢、以下、東風ホンダ)は、成長が続く中国四輪車市場の需要増に応えるため、第三工場の建設を決定し、12月8日に起工式を執り行った。
この式典には湖北省武漢政府の方々や東風汽車集団董事長の竺延風氏、そしてホンダの八郷隆弘代表取締役社長、水野泰秀中国本部長らが出席した。
第三工場は、第一工場から南西約8㌔㍍のところに取得した120万平方㍍の敷地に建設する予定。稼働開始は2019年前半。年間生産能力は12万台、投資額は約30億円を予定。第三工場完成後には東風ホンダの四輪車の年間生産能力は60万台となる。
この結果、中国における生産能力は広汽本田汽車有限公司の60万台と、輸出工場の本田汽車(中国)有限公司の5万台と合わせ年間125万台となる。