3月の貧困率は前回から微減の11.37%に 52万人減少
インドネシア中央統計局(BPS)は7月1日、3月の貧困率調査の結果を発表した。BPSが定義した貧困線以下で暮らす国民は、前回の2012年9月公表分から52万人減少し、2807万人になった。貧困線以下の収入で暮らす国民の比率を示す貧困率は、12年9月から0.29%減少し11.37%になった。都市部では18万人減の1033万人(8.3%)、農村部では34万人減の1774万人(14.3%)となった。貧困率は2006年の17.75%から下がり続けている。
BPSは貧困線をコメ、卵、肉など52品目からなる1人1日2100㌔㌍相当の食費と住居費、教育費、光熱費、医療費など生活必需品を得るために最低限必要な1カ月当たりの支出と定義。今年3月時点では27万1626ルピアと算出している。