インドで貨物鉄道利用促進の実証事業 国交省

インドで貨物鉄道利用促進の実証事業 国交省

国土交通省は、日本の質の高い物流システムを官民一体となり戦略的に新興国へ展開する「物流パイロット事業」の一環として、インドで1月20~26日、首都デリーと南部のカルナタカ州バンガロール間(約2200㌔㍍)で、貨物鉄道利用促進の実証事業を実施する。
インドでは貨物鉄道は運行ダイヤがなく、定時制がない等の理由で、荷主はトラック輸送を選び、貨物鉄道の活用が十分ではない状況がある。そこで今回はダイヤに基づく定時運行と共同集荷による利用促進を図るため、実証事業を実施する。日本通運とインドの物流会社が共同で集荷を行う。