ベルグアース タイのCPと中国・北京でトマト事業

ベルグアース タイのCPと中国・北京でトマト事業

育苗大手のベルグアース(愛媛県宇和島市)は、タイ大手財閥チャロン・ポカパン(CP)グループとともに中国・北京でトマト生産を開始する。2016年末にベルグアース、同社の中国法人「青島芽福陽園芸」、CPグループ傘下企業と北京平谷区政府が折半出資する「北京谷大農業投資」、同社の販売子会社の4社が業務提携契約を交わした。ベルグアースが海外で提携するのは初めて。
CPグループは500万元(約8300万円)を投じて3320平方㍍のモデル農場を整備。4~5月の完工を予定。ベルグアースは中国法人から苗を調達しつつ、ノウハウを生かしてトマトを生産する。トマトはCPグループの販路を活用して中国国内で販売する。
1㌔当たり100元と中国産トマト相場の3~4倍となるが、高品質で安全な商品を求める富裕層の需要が見込める。2018年は生産量21㌧、売上高約2000万円を見込む。
NNAが報じた。