フィリピン 中国の南シナ海人工島への武器配備批判
フィリピン政府は1月17日、中國が南シナ海・南沙(スプラトリー)諸島の7つの人工島に武器配備を進めていることについて、中国側に説明を求めた。ロレンザーナ国防相は「大変問題がある行為で、平和的、友好的利用のためだという中国側の説明と一致しない」と述べ、中国側の対応を強く批判した。
また、ロレンザーナ氏はいくつかの人工島はフィリピンの排他的経済水域内にあるとし、「中国も調印した国連海洋法条約、2016年7月の仲裁裁判所判決でも、フィリピンの権利は認められている」と批判した。