貿易省の許可申請、簡素化へ一部オンラインだけの受付に

貿易省の許可申請、簡素化へ一部オンラインだけの受付に
 インドネシア貿易省は7月3日、同省が発行する輸出入業者向け許認可の一部について、オンラインでの申請を義務付けると明らかにした。手続きを簡素化、透明化するのが狙いで、今後は書類での申請は受け付けない。対象となるのは繊維・繊維製品、履物、電気製品・部品、子供用玩具、コメ、トウモロコシ、大豆、砂糖の特別輸入業者登録番号(NPIK)の取得と電気製品、既製服、子供用玩具、履物、飲食品、薬草・伝統生薬、化粧品の特定製品登録輸入業者(IT-PT)の登録。このほか、園芸作物の登録輸入業者(IT)、生産輸入業者(IP)の登録と輸入許可、動物・動物製品のIT登録と輸入、輸出許可の申請もオンラインでだけ受け付ける。
 事業者がオンライン申請するには、まず貿易省のウェブサイト、inatrade.kemendag.go.id に登録する必要がある。
登録企業は昨年末時点の2786社から、今年6月末には3422社に増えている。