富士通 ミャンマーで灌漑用水の水位把握を実証

富士通 ミャンマーで灌漑用水の水位把握を実証

富士通はこのほど、ミャンマーのタウングー地方で2016年12月25日から2017年1月31日にかけて実施した灌漑用水と河川の水位情報を簡単に管理できる2種類の実証実験の結果を、協力機関のミャンマー農業畜産灌漑省の灌漑局に報告した。
今回の実証では灌漑施設内や農地の灌漑用水位、および河川の水位を、現場に設置されている水位目盛から灌漑局の職員以外の農家や現場協力者が目視し、スマートフォンの専用アプリに入力することで、入力時間とGPSなどの情報とともに、灌漑局は各地のリアルタイムな水位を把握することが可能になった。これによりこのシステムが、誰もが手軽に利用でき、かつ灌漑用水や河川の情報管理に有効であることを確認できた。