1月の百貨店免税売上高が過去最高 春節と訪日客増
日本百貨店協会の発表によると、訪日外国人客による全国百貨店での1月の免税売上高は、前年同月比24.8%増の217億円で、単月ベースで過去最高となった。
中国をはじめとする中華圏の大型連休「春節」が1月28日から始まり、訪日客数が同3割強増えた。その結果、2015年4月以来、1年9カ月ぶりに過去最高を更新した。
免税売上高は訪日外国人客が増え続ける中、主力を占める中国の関税政策が変更されたり、売れ筋が高額品から日用品に代わったりしたことで、2016年春ごろから伸び悩んでいた。
なお、1月の全国の百貨店売上高は同1.2%減の5209億円だった。