アリ宗教相がイスラム強硬派FPIに行動の自粛要請
インドネシアのスルヤダルマ・アリ宗教相は7月9日、イスラム強硬派団体イスラム擁護戦線(FPI)に対し、ラマダン(断食月)の間、宗教間の調和を尊重し、神聖な月を汚すことのないように、行動に気を付けてほしいと呼び掛けた。FPIは、歓楽街やアルコール飲料の小売店を襲撃するなど暴力行為で知られている。そのため、FPIには異教徒を尊重し、特定の考えを強要してはならない-と要望。そのうえで、FPIには布教の戦略を変え、共感を得られるようにするよう求めた。