ADBの新基金に45億円拠出 インフラ整備後押し
麻生太郎副総理兼財務相は5月6日、横浜市で開かれているアジア開発銀行(ADB)の第50回年次総会で、ADBが新設する基金に2年間で4000万㌦(約45億円)を拠出することを表明した。
アジアで日本が推進する質の高いインフラ整備を後押し、中国主導のアジアインフラ投資銀行(AIIB)に対抗する。新設するの「高度技術支援基金」。
ADBが支援するアジア諸国が、交通システムや再生可能エネルギーなどの高度技術を導入する際の追加費用い充てる。日本が得意とする分野のインフラ整備を促すことで、日本企業が参入しやすい環境を整える狙いもある。