ジャワ野牛が激減 マランで確認わずか6頭 BKSDA

ジャワ野牛が激減 マランで確認わずか6頭 BKSDA
 自然資源保全センター(BKSDA)の調査によると、東南アジアに生息し、絶滅が危ぶまれている野牛の一種、バンテン(ジャワ野牛)の生息数が東ジャワ州マランの森林で、わずか6頭にとどまることが分かった。マランのティルトユド森林でバンテン20頭が確認された1994年の調査から約70%生息数が減少したことになる。インドネシアで昨年までに確認されたバンテンは計22頭。
 自然保護団体は、減少の原因は農園開発などによる生息地の縮小にあるとして、政府に人間との接触のない遠隔地の森林に特別保護区を設置するよう求めている。