東京都 マレーシア・ラブアン島の水道事業で覚書
東京都は7月4日、水道局の提案に基づき、監理団体の東京水道サービス、国際協力機構(JICA)、マレーシアエネルギー・環境技術・水省の3者間で、マレーシア・ラブアン島における水道事業で技術協力実施について覚書を締結した。
同事業は、コンピュータにより工場やインフラ設備等を監視制御するシステム、SCADAを活用した水運用・無収水マネジメント能力向上プロジェクトで、平成29年8月~同32年3月にかけて実施される予定。事業費約5200万円はODAを活用する。
ラブアン島の水道事業は約10万人に給水、平均配水量は1日当たり4.9万㎥、無収水率は約31%に上っている。