スンダ海峡大橋建設の事業化調査で国営企業2社を選定

スンダ海峡大橋建設の事業化調査で国営企業2社を選定
 地元紙によると、インドネシアのジャワ島とスマトラ島を結ぶスンダ海峡大橋建設に向けた事業化調査について、ダフラン・イスカン国営企業担当国務相はこのほど、国営建設のアディ・カルヤ社とウィジャヤ・カルヤ社の2社が担当すると明らかにした。2社でコンソーシアムを形成し、実業家のトミー・ウィナタ氏が率いるアルタ・グラハ・グループの子会社と共同で調査を実施する。2014年春の着工を目指しており、建設には100億㌦、事業化調査には約4兆ルピア(4億㌦)が必要とされている。
 スンダ海峡大橋は、スカルノ初代大統領時代の1960年代に構想が持ち上がり、その後も何度か実現に向けた動きがあった、ほぼ半世紀越しの超巨大プロジェクト。