ホンダが来年インドネシアで新型MPV、7人乗りを投入

ホンダが来年インドネシアで新型MPV、7人乗りを投入
 ホンダは来年、インドネシアで低価格帯の7人乗り多目的車(MPV)の生産・販売を開始する。新型MPVはジャカルタ近郊の西ジャワ州カラワン県で来年初めに稼働させる第2工場で生産する最初のモデルとなる。排気量は1500cc。開発は今年1月に北ジャカルタのクラパガディン地区に設立したホンダR&DインドネシアとタイのR&Dセンターが担当。9月の第21回インドネシア国際モーターショー(IIMS)で披露する。
 インドネシアの2012年の新車販売は前年比24.8%増の111万6230台となり、3年連続で過去最高を更新した。うち最大の割合を占めたのが低価格帯のMPVだった。ホンダはこの市場に照準を置き、同国以外にもASEAN(東南アジア諸国連合)域内へ輸出していく方針だ。