繊維業界で労務管理を「深刻な課題」と捉える管理者増加
国際労働機関(ILO)はインドネシアの繊維産業に携わる工場で、労務管理を「深刻な課題」と捉える管理者が増加しているとの調査結果を発表した。労務管理を「深刻な課題」と答えたのは4割を超え、一気に「停電」と並ぶ1番の問題に浮上した。前回調査では7番目にとどまっていた。ほかに「労働者の能力不足」「非効率」「原価」「電気代」なども大きな課題として挙げられた。調査はジャカルタ首都圏などで操業する工場78カ所の管理者438人を対象に、2012年9月~13年3月に実施された。