伊藤忠 インドネシアでCO2排出削減の取り組み
伊藤忠商事は、PT.AEON MALL INDONESIAとインドネシアにおける二国間クレジット制度(JCM)に参画し、インドネシア・東ジャカルタに出店する「イオンモール ジャカルタガーデンシティ」の屋根にパナソニック製の太陽光パネルおよび蓄電池の設置を通じて、二酸化炭素(CO2)の排出削減を目指す。発電規模は507KW、施工はPT.Fuji Furukawa E&C Indonesiaが担う。
今回の案件は、インドネシアの商業施設最大規模の太陽光発電となり、発電された電力は同店舗の照明設備へ供給される。また、昼間の余剰電力は蓄電池に充電し、夜間に使用する。蓄電池を導入し、余剰電力を有効活用することにより、年間で約550㌧のCO2排出削減が見込まれる。
JCMとは、日本が推進しているカーボン・オフセットの枠組みで、途上国へ温室効果ガス排出削減のための技術や製品、サービスを提供することで、削減量の一部を日本の削減分としてカウントすることができる。