豊田通商 日印両政府連携「日本式ものづくり学校」

豊田通商 日印両政府連携「日本式ものづくり学校」

豊田通商(本店:名古屋市中村区)は、インドのグジャラート州マンダル日本企業専用工業団地で、経済産業省が認定する「日本式ものづくり学校」を2018年夏ごろ新規開校に向けた検討を開始する。
これは2016年11月、日印両政府によって合意された「ものづくり技能移転推進プログラム」に関する協力覚書に基づくもの。同プログラムは、中長期的に経済成長が期待されるインドの製造業分野で、インド政府が掲げる「メイク・イン・インディア」、「スキル・インディア」に貢献するためのプログラム。日本・インドの官民連携のもと、10年間で3万人のものづくり人材の育成を目標としている。
豊田通商は、同工業団地内でTechno Trends Auto Park Private Limited(テクノトレンドオートパーク、豊田通商80%、国際協力銀行20%)を2014年に設立し、2017年から「プラグ・アンド・プレイ型貸工場」をコンセプトとした、日本の中堅・中小企業向けの貸工場事業を開始している。