州が南ジャカルタ・マンガライ水門のごみの撤去作業を再開
ジャカルタ特別州がこのほど、南ジャカルタ・マンガライ水門のごみの撤去作業を再開、今後市民への啓蒙活動を実施し、意識改革を求めていくことになった。ジャカルタ市民には、ほとんど無意識のうちにチリウン川にごみを捨てる習性があって、マンガライ水門にはこれまで大量のごみが溜まり、大雨が降ると川が氾濫し洪水悪化の原因となっていた。また、異臭を放つなど不衛生の遠因ともなっていた。
だが、州政府は清掃作業員の給料は払えないという理由で、水門付近のごみの撤去作業を止めていた。ところが、州は今回このごみの撤去作業を再開し、7月18日にはジョコウィ知事がマンガライ水門を視察。これからも州政府がごみの撤去を継続すると話し、チリウン川に「市民がむやみにごみを捨てないよう、意識改革も必要だ」と呼び掛けた。そして、レバラン(断食明け大祭)明けには市民への啓蒙活動を実施すると語った。