三越伊勢丹が2015年にもインドネシア進出
大手百貨店がインドネシア、ベトナム、マレーシアなど東南アジアで出店を加速する。最大手の三越伊勢丹ホールディングスは2015年にもインドネシアへ進出し、ベトナムへも出店を検討している。高島屋も15年にベトナムに出店し、インドネシア、マレーシアへの出店を検討している。三越伊勢丹は15年にもジャカルタに出店。売り場面積は3万平方㍍規模の大型店になる見込み。
国内の消費市場が成熟し、中国でも景気減速や競争激化、昨秋の反日デモ以降の販売苦戦など、百貨店業界も先行き不透明感が強い。こうした中で、中間層が台頭する東南アジア市場を大型店で取り込むのが狙い。