NECがインドネシアで海底ケーブルの敷設工事を受注
NECは8月12日、インドネシアで同国最大の通信事業者「PT Telekomunikasi Indonesia,tbk(PT Telekom)」からニューギニア島のインドネシア領、西パプア州及びパプア州を結ぶ光海底ケーブルシステム「Papua Cable System」の敷設工事を受注したと発表した。完成は2014年末を予定している。
同ケーブルは西パプア州及びパプア州の計8都市に陸揚げし、総延長は約2000㌔㍍になる。毎秒40Gbps及び毎秒100Gbpsの光波長多重方式に対応しており、PT Telkomが推進しているインドネシア国内光ネットワーク化プロジェクトの一環として敷設される。
インドネシアは大小合わせ約1万7500もの島から成るため、同国の通信回線は海底ケーブルが活用されているという。今回の受注はニューギニア島に敷設される初めての海底ケーブル。