JICA インド・ベンガルール上下水道整備計画に450億円の円借款

JICA インド・ベンガルール上下水道整備計画に450億円の円借款

国際協力機構(JICA)は1月24日、インドの首都ニューデリーでインド政府との間で「ベンガルール上下水道整備計画(フェーズ3)(第一期)」を対象として450億円を限度とする円借款貸付契約を締結した。
この事業はインド政府がカルナタカ州ベンガルール都市圏で、コーヴェリ川を水源とする上下水道施設を整備するために、同政府に融資するもの。これにより事業完成後の2026年のベンガルール都市圏の給水量は、2016年の1日あたり約130万立方㍍から約170万立方㍍へ増加する見込み。
この事業の対象地域のベンガルール都市圏はインドのシリコンバレーと呼ばれ、同国のソフトウェア産業の中心地となっている。約850万人の人口を擁しており、日本企業も2017年3月時点で90社が進出している。