インド・ベンガルール交通システム整備に無償資金贈与 JICA
国際協力機構(JICA)は1月24日、ニューデリーでインド政府との間で「ベンガルール中心地区高度交通情報および管理システム導入計画」を対象として12億7600万円を限度とする無償資金協力の贈与計画を締結した。
この事業はインドカルナタカ州ベンガルール都市圏で、日本の優れた交通情報システムや信号制御システムなどを統合した「高度道路交通システム」(ITS)機器を導入することにより、交通渋滞の緩和に寄与するもの。
工期23カ月(詳細設計・入札期間含む)のこの事業でITSを導入し、通勤時間帯(午前9時から10時)の対象交差点で最大渋滞長および平均渋滞長の30%短縮、平均走行(旅行)速度の13%上昇が見込まれる。