JICA ネパール・カトマンズ盆地の水道サービス改善を支援
国際協力機構(JICA)は2月1日、ネパールの首都カトマンズで同国政府との間で、技術協力プロジェクト「カトマンズ盆地水道公社水道サービス向上プロジェクト」に関する討議議事録に署名した。
この事業は、カトマンズ盆地水道公社による水道事業の運営能力を強化することにより、同盆地内の水道サービスの向上を支援するもの。同事業実施予定期間は、2018年8月~2023年8月の5年間。
カトマンズ盆地では人口270万人に対する給水量が圧倒的に不足しており、推定需要量1日当たり37万立方㍍に対し、実際の給水量は平均で同12.6万立方㍍で、需要量のわずか3分の1に留まっている。