パキスタンの農業開発支援などに無償資金協力 日本政府

パキスタンの農業開発支援などに無償資金協力 日本政府

パキスタンの首都イスラマバードで2月27日、日本の倉井高志駐パキスタン大使とパキスタンのミナ・ドウラッチャヒ国連食糧農業機関(FAO)パキスタン代表との間で、「連邦直轄部族地域における生計回復計画」(FAO連携)(供与額5億6000万円)および「パキスタン口蹄疫対策強化計画」(FAO連携)(供与額2億9700万円)に関する書簡の交換が行われた。
農業関連施設の修復や農産品のバリューチェーンの整備を含む、持続的なの業界初支援を行うことで、帰還民の安定した生計の維持による定住の促進を図るもの。また、家畜が特に多い主な州(シンド州、パンジャブ州、ハイバル・パウトゥンハー州、バロチスタン州)およびイスラマバードで、ワクチン供与を含む口蹄疫対策の強化を図る。