JICA フィリピン「幹線道路バイパス建設事業」に93億円の円借款
国際協力機構(JICA)は2月28日、フィリピンの首都マニラで同国政府との間で、「幹線道路バイパス建設事業(Ⅲ)」を対象として93億9900万円を限度とする円借款貸付契約に調印した。
この事業は、マニラ首都圏北部の近郊中核都市プラリデル市周辺で、マニラ首都圏とルソン島中部を直接結ぶ主要な一般幹線道路である日比友好道路のバイパス道路(片側二車線)を整備するもの。これにより、同市周辺の受胎緩和および輸送能力・効率の向上を図り、マニラ首都圏および同首都圏北部近郊地域の経済社会開発に寄与する。
事業実施機関は公共事業道路省、事業の完成予定時期は2021年2月。