JICA フィリピン初の首都地下鉄に1045億円の円借款
国際協力機構(JICA)は3月16日、フィリピンの首都マニラで同国政府との間で、「マニラ首都圏地下鉄事業(フェーズ1)(第一期)」を対象として1045億3000万円を限度とする円借款貸付契約に調印した。
この事業は、マニラ首都圏で北部ケソン市と南部パラニャケ市を結ぶフィリピン初となる地下鉄(地下13駅、約25km)を整備することにより、増加する輸送需要に対応、マニラ首都圏の深刻な交通渋滞の緩和に寄与するもの。
今回の貸付金は①駅舎や駅間の地下トンネル、車両基地等に係る土木工事②鉄道システム・車両の調達③コンサルティングサービス等に充当される。