ユニチカ インドネシアに新工場建設しナイロンフィルム設備増強
ユニチカ(本社:大阪市中央区)は、インドネシアのナイロンフィルム製造・販売会社、エンブレムアジア(所在地:西ジャワ州ブカシ県)に新工場を建設し、ナイロンフィルムの生産設備を増設する。
新工場はブカシ県MM2100工業団地内に、約60億円を投じ年産1万トン規模で建設する。敷地面積は2万6180平方㍍。増設後の生産能力は年間2万6500㌧(増設前は同1万6500㌧)、ユニチカの国内の宇治事業所(京都府宇治市)を含めたグループ全体では年間5万1500㌧(同4万1500㌧)となる。
同社は世界初の同時二軸延伸法によるナイロンフィルム「エンブレム」を国内および世界で販売展開。日本国内はじめ、エンブレムアジアが供給するアジア地域を中心とした食品包装用途などの需要拡大により、工場はフル稼働の状況が続いている。