三菱ケミカル インドのIndian oil社へ独自の製造技術供与
三菱ケミカル(本社:東京都千代田区)は、インドのIndian Oil Corporation Limited社と、同社独自のアクリル酸およびアクリル酸エステル製造技術を供与する旨のライセンス契約を締結した。
Indian Oil社は、インド西部のグジャラート州Dumadで推進する石油化学プロジェクトにおけるアクリル酸(年産9万㌧)およびアクリル酸ブチル(同15万㌧)の製造プロセスとして、三菱ケミカルの製造技術を採用する。
アクリル酸およびアクリル酸エステルは、紙おむつ用高吸水性樹脂、塗料、粘接着材向けに使用されており、世界需要は年率5%以上で拡大している。