JICA 比の戦闘被害の復旧・復興に20億円の無償資金贈与
JICA(国際協力機構)はフィリピンの首都マニラで5月15日、同国政府との間で「マラウィ市および周辺地域における復旧・復興計画」を対象として、20億円を限度とする無償資金協力の贈与契約を締結した。
この事業はフィリピン南部、ミンダナオ島マラウィ市での戦闘で被害を受けた人々の生活の再建を支援するため、同市および周辺地域の社会基盤の修復・建設事業に対し財政支援するもの。
この事業により優先度の高い社会基盤(道路・学校・保健所等)が整備され、復旧・復興が進展することで、同地域の安定および被災者の生活再建に寄与することが期待される。