スナヤンの露天商一掃はジャカルタ州の強硬策が奏功か
地元紙によると、中央ジャカルタ・スナヤンのブンカルノ競技場沿いの歩道と公道で営業している露天商に対し、ジャカルタ特別州のアホック副知事が8月19日、「撤去されたくなければ、2㍍後退してほしい」と圧力をかけたところ、その翌日の20日、タナアバンの強制撤去の二の舞を恐れた露天商らがすぐに歩道部分を自主的に撤収したという。
アホック副知事は、露天商などが競技場の南側公道500㍍で頻発する渋滞の原因として”やり玉”に挙げ、歩行者の通行を妨げているとしている。ジャカルタ特別州の露天商一掃に向けた対策はタナアバンのほか、いずれも渋滞頻発地域の東ジャカルタ・ジャテヌガラ、南ジャカルタの・パサールミングなどでも強行されている。