汚職撲滅委が贈賄に関与の疑いで日本に捜査協力要請

汚職撲滅委が贈賄に関与の疑いで日本に捜査協力要請
 時事通信によると、インドネシアの特別捜査機関、汚職撲滅委員会のスポークスマンは8月22日、スマトラ島ランプン州の火力発電事業を巡る贈収賄事件に日本の大手企業が関与した疑いがあるとして、日本政府に捜査協力を要請していることを明らかにした。
 汚職撲滅委は7月、同事業を巡り、仏重電大手アルストムのインドネシア現地法人から2004年に30万㌦(約3000万円)の賄賂を受け取った疑いで、最大野党・闘争民主党所属の国会議員エミル・ルイス容疑者を逮捕。その後の関係者の聴取から日本企業の関与が浮上したとされている。地元メディアは大手企業のイニシャルを「M」としている。