JJS生徒がジャカルタ漁港にマングローブを植樹
じゃかるた新聞によると、ジャカルタ日本人学校(JJS)の5年生137人は8月28日、北ジャカルタ・ムアラ・バルのジャカルタ漁港を見学し、港内海水浄化システムの敷地にマングローブの苗木を植えた。
ジャカルタ漁港は日本のODA(政府開発援助)案件として、1984年に完成。コンサルタントして1970年代後半のプロジェクト開始時から30年以上関わり、第一線を退いてからも、ジャカルタと日本を行き来しながら、漁港の面倒を見続ける折下定夫さんが子供たちを案内した。10年前にJJSの見学受け入れを開始。今年初めてマングローブの植樹を実施することになった。この日のために子供たちは、7月上旬から授業の一環で種から苗木になるまでマングローブを育ててきた。折下さんは、マングローブを植えることで、子供たちが再び港にきてくれる、そんなきっかけになってほしい-と語っている。