12年の外国からの投資は221兆ルピアで最高を更新
インドネシア投資調整庁は1月22日、石油・ガス部門の一部や金融を除く2012年の外国からの投資額は、実績ベースで前年比26.1%増の221兆ルピア(約2兆円、245億㌦)となり、過去最高を更新したと発表した。鉱業や自動車の投資が好調で、13年は23%増の273兆ルピアを目指すとしている。
国別で日本は東日本大震災以後、企業の海外展開が加速し、インドネシアへの関心が高まってきたことを背景に、前年比67%増の25億㌦となり、第2位だった。日本の主要な投資分野はこれまで製造業だったが、今後は消費関連・サービス分野への投資が増加するとみられる。首位は49億㌦で前年に続きシンガポール。前年5位の韓国が19億㌦で3位、以下、米国4位、オランダ5位。