パナソニック インドネシア内需用電池シェア3割目標

パナソニック インドネシア内需用電池シェア3割目標
 パナソニックは、これまでその多くを輸出に振り向けていたインドネシアで生産しているマンガン乾電池とリチウム電池の同国内向け販売を強化する。同国内の電池需要の拡大を見込み、販売量を年率2ケタ伸ばす計画だ。現在、パナソニック電池の同国内における市場シェアはいずれも15%程度だが、将来的には30%まで引き上げたい考え。
 パナソニック電池は、西ジャワ州ブカシのパナソニック・ゴーベル・エナジー・インドネシア(PECGI)が生産。同国内におけるテレビやエアコンの電化製品の普及や子供用玩具に使用される乾電池の需要増加が見込まれるほか、自動車のリモコンキーなどリチウム電池の用途も広がると判断している。