SCIの親会社、太陽光機倒産 未払い給与の補償メド立たず
太陽光機(長崎県大村市)が9月6日、長崎地方裁判所に民事再生法の適用を申し立て、受理されていたことが分かった。負債額は19億9300万円。同社のインドネシアの子会社、サン・クリエイション・インドネシア(SCI)の撤退との関連性は明らかになっていない。
SCIは、リアウ諸島バタム島トゥナス工業団地内でコイルを生産していたが、6月下旬、従業員732人へ事前通知せず、突然撤退した。そのため、SCIの従業員は8月、バタム市議会などで未払い給与の支払いを求める抗議活動を展開している。ただ、退職金などを含め補償のメドは全く立っていない。