日系各社はLCGC適合車を訴求 モーターショー13開幕
ジャカルタで9月19日、「ジャカルタモーターショー13」が開幕した。インドネシア市場で9割超のシェアを占める日系メーカー各社は、同国政府が導入した「LCGC(ロー・コスト・グリーンカー)政策」適合車の小型で燃費の良い新型車を披露。
トヨタ自動車は9日に発表したばかりの「アギア」、主力車種「アバンザ」はじめ「86」「カムリ ハイブリッド」「フォーチュナー」「ハイラックス」まで多彩なラインアップで展示。ダイハツ工業はLCGC適合モデル「アイラ」を中心に、同国内シェア2位の存在感を示すように小型車からミニバンまで訴求。三菱自動車は「ミラージュ」とともに「アウトランダーRHEV」を出展。日産自動車は「ジューク」「エクストレイル」「グランドリヴィナ」など利便性と機動力の高いSUVやミニバンを揃えた。さらに新興国専用ブランド・ダットサンで「GO+」「GO」の2車種をアピールしている。マツダは「CX-5」「マツダ6」(日本名「アテンザ」)などSKYACTIV搭載車をメインに据え、ブランドイメージの浸透を図る構えだ。