ピーコックがインドネシアで冷凍たこ焼き スラバヤで生産

ピーコックがインドネシアで冷凍たこ焼き スラバヤで生産
 日本経済新聞によると、冷凍たこ焼き製造のピーコック(新潟県長岡市)は、インドネシアの水産加工会社ケロラ・ミラ・ラウトと、冷凍たこ焼きの現地生産で提携する。まず同社が日本向け以外に生産・販売するのを支援し、手数料を得る。同社の事業が順調に進めば日本向けの生産にも提携を広げる可能性がある。
 ジャワ島東部のスラバヤのケロラ社の水産加工工場にある5000平方㍍の敷地を使って建屋を新設。ピーコックのベトナムの協力工場から機械を移し、月間200㌧の冷凍たこ焼きを生産する予定だ。商品開発と品質管理などの生産のノウハウをピーコックが提供し、11月をメドに稼働する。
 生産したたこ焼きはケロラ社が持つアジア諸国や北米などの販売ルートを通じて売り込む。まずインドネシア国内の日系コンビニエンスストア向けに販売する。販売量に応じてピーコックに手数料を支払う。ケロラ社の工場はイスラム教徒向けの食品生産もできるため、イスラム諸国への販売も視野にいれている。1年ほど売れ行きを見ながら今後の連携を検討する。