労組連盟が200万ルピアへの引き上げ求めスマランでデモ
インドネシア労働組合連盟(KSPI)は9月25日、中部ジャワ州スマランの州庁舎前で2014年の県、市別最低賃金(UMK)をスマラン市の現行賃金120万9100ルピアの65.4%高にあたる200万ルピア(約1万7000円)以上とするよう求め、デモを敢行した。KSPIによる先月末のデモでは300万ルピアを要求していたが、地域の実状に合わせ非現実的な水準と判断、下方修正した。デモ隊は賃上げのほか、健康保険制度の拡充、派遣労働の規制強化も訴えた。中部ジャワ州では、州で一括した最低賃金を設定せず、県や市ごとに定めている。