捜査対象に配慮し全警察署に2人の女性警察官を配置

捜査対象に配慮し全警察署に2人の女性警察官を配置
 国家警察は10月2日、捜査対象の女性に配慮するため、郡警察署すべてに最低2人の女性警察官を配置する方針を明らかにした。警察官約40万人のうち女性警察官は1万2100人と少なく、来年から女性警察官の採用枠を大幅に増やす。
 今回の措置のきっかけは昨年11月、警視庁の留置場からテロ容疑者が”ブルカ”(全身を覆うイスラム女性の布)で、巧妙に女性面会者を装い、逃亡した事件が発生。この際、男性警察官が女性を装った人物に対し、行うべき身体検査をためらったと判断したからだ。