社会復帰へ支援を要する人は800万人プラスα 社会省

社会復帰へ支援を要する人は800万人プラスα 社会省
 インドネシア社会省のまとめによると、国内に社会復帰へ支援を必要としている人は800万人に達するとして、非政府組織(NGO)など支援者に積極的な協力を呼び掛けるなど、支援体制の強化を図っている。
 800万人プラスαの内訳は麻薬常習者400万人、高齢者380万人、路上生活者の子供23万人、物乞い18万人。ただ、この数値の基となっている、同省に統計を提出する州などは正確な記録を取っておらず、実際はこれらの数をはるかに上回るとみられる。「正確な数字を把握するには、とても職員が足りない」と同省担当者も半ば諦めざるを得ない表情で、その実情を語っている。