原発に反対する市民グループの関西電力の個人株主らが6月23日、経営陣はじめ現社長を含む22人に総額92億円の支払いを求める株主代表訴訟を起こした。
関西電力は6月16日、経営幹部らの金品受領問題で会社に損害が出たとして、八木誠前会長、岩根茂樹社長ら旧経営陣5人に19億3,600万円の賠償を求める訴えを大阪地方裁判所に起こしている。
これについて今回の個人株主らは、責任を追及すべき対象者や請求額が少ないとして、森本孝社長や監査役などを加えた22人に対し、総額92億円を会社に支払うよう求めている。