10/31と11/1 インドネシア首都圏で180万人ゼネスト

10/31と11/1  インドネシア首都圏で180万人ゼネスト
 インドネシア労組会議(KSPI)は10月24日、10月31日と11月1日の2日間、首都圏を中心に大規模なゼネスト実施すると明らかにした。ジャカルタと西ジャワ州ブカシ県などで180万人を動員する。政府がまもなく2014年の州最低賃金を発表するのを前に、大幅な賃上げを要求する構えだ。
 ジャカルタとブカシ県の企業に勤務する80万人のほか、西ジャワ州デポックとボゴール、バンテン州タンゲランで計70万人、西ジャワ州カラワン、プルワカルタ、スバンで計30万人が参加する予定。それぞれ労働者が勤務する各工場前で座り込みストライキを断行する。
 最低賃金を算出するための適正生活水準(KHL)の構成品目を60品目から84品目に増やすとの考えを改めて表明。2014年はジャカルタの州最低賃金を今年度から7割増の370万ルピア(約3万2000円)に引き上げるよう求める。
 北スマトラ州メダンでも工業団地5カ所で、総勢10万人がこのゼネストに参加する計画だ。メダンでは2014年の州最低賃金を、今年度比8割増の250万ルピアに引き上げるよう要求する。