13年の自動車販売見通しは100万~120万台
前年比25%増の111万台と過去最高を記録した2012年の自動車販売実績で、全体の約88%を占めた上位6社の現地法人幹部の予測によると、13年の販売台数は100万~120万台となる見通しだ。場合によっては、前年割れする可能性もあるとの予想外の意見も出ている。
これは、中長期的には今後も右肩上がりの拡大が期待されるが、目先はルピア安や金融規制、燃料値上げなどが販売に影響を及ぼす懸念があるとみているためだ。昨年にも発布される予定だった優遇税制「低価格グリーン・カー(LCGC)プログラム」の実施時期もいぜん定まらないことも、慎重な見方をせざるを得ない要因となっている。