規模縮小の「天神祭」本殿の神事を初のライブ配信

大阪夏の風物詩、大阪天満宮の「天神祭」は7月25日、無病息災を祈願して白木の神鉾を川に流す「鉾流神事」が行われたほか、天満宮の本殿での神事の様子が初めてインターネットでライブ配信された。
今年は天神祭のハイライトで、神様が年に1度、陸と船から地域を見回ったという故事を再現した「船渡御(ふなとぎょ)」や「陸渡御(りくとぎょ)」は、新型コロナウイルスの感染拡大防止のため中止された。大阪天満宮によると、1,000年以上の歴史がある天神祭で船渡御と陸渡御の両方が中止されるのは、戦争の影響を受けた昭和23年以来という。