賃上げ求めインドネシア各地でゼネスト 日系企業も影響
インドネシア労働組合総連合(KSPI)を中心とする複数の労働組合連合は10月31日、2014年の最低賃金の引き上げを求めて、インドネシアの全国20州、150県・市でゼネストを実施した。ただ、主要労組間で要求水準に開きがみられ、労組側が”一枚岩”ではなかったことで、高速道路を閉鎖するなど過激な行動が目立った昨年に比べ、今年は比較的穏やかだった。
首都圏では日系企業が多く入居する西ジャワ州ブカシなどの工業団地でもストライキが行われ、多くの日系企業が休業を魚儀なくされた。ゼネストへの参加者は、KSPI発表で全国で150万人、警察発表で全国で推計15万人(うちジャカルタ首都圏で約6万人)。