イオンモールが1号店開店に向けBNI銀行などと提携
NNA.ASIAによると、イオンモール・インドネシアは10月31日、国営バンク・ヌガラ・インドネシア(BNI)、インドネシアみずほ銀行とキャッシュマネジメントサ-ビスに関する提携で覚書を交わした。2014年末に首都圏でインドネシア1号店をオープンするのに備え、入店店舗の利便性を高めるのが狙い。
今回の提携は、モール内に設置するBNIの支店を通じて入居店舗が売上金を安全に管理できるようになることを売りに、テナントの誘致を促進する狙いがある。また、日本のテナントが進出する場合、設立手続きや現地パートナー探しなどで、みずほ銀行による情報提供などの支援を見込んでいる。
イオンモールは、現地不動産開発大手シナールマス・ランドと合弁で、ジャカルタ郊外のバンテン州の新興住宅地BSDシティーに1号店を建設中。2014年末のオープンに向け準備中で、日本の専門店は飲食店を中心に30~40店の入居を予定している。今回締結した提携は1号店が対象だが、同様の枠組みを2号店以降にも適用していきたい考え。イオンモールは2020年までに、インドネシアで20店舗の展開を目指している。